Loading...
0
0
山全体が国の名勝・史跡に指定されている「三徳山」。706年(慶雲3)修験道の開祖とされる役行者が修行場として開いたと伝えられています。その後、第3代天台座主で慈覚大使と呼ばれた円仁により、849年(嘉祥2)に「釈迦如来」「阿弥陀如来」「大日如来」の三尊が安置され三佛寺となったといわれております。 三徳山は降雪地帯で急な地形のつくりであるため、植生も変化に富んでおり、標高350mまではツバキ、アカガシなどの常緑広葉樹がメインだが、その上を行くと深い谷からの冷気のため、比較的低地にもかかわらずブナの原生林が広がっております。投入堂へ向かう途中の高低差200m、全長約700mの工程で多くのお堂を確認でき、いかにも信仰の山らしい雰囲気を感じ取れます。 登山後は麓にある三朝温泉で疲れを癒しにいきたい。
高低差200m、長約700mの三徳山への登山は、観光ではなく修行とされています。山道は1本だけの険しい道となるため、登山に不適当な靴と服装は拒否される場合があります。登山事務所では、登山に不適当な靴を履いてきた参拝者のために、わら草履を販売しております。
三徳山
鳥取県東伯郡三朝町三徳
バス:JR倉吉駅から路線バスで40分 車:三朝温泉から三徳山まで15分