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壺阪山駅(標高100m)からの登山コースは、約2時間の山道を歩く健脚向けのコースです。武家屋敷跡や猿石といった史跡を見ながら高取城跡を目指します。山頂(標高580m)に近づくにつれ勇壮な高取城の石垣が出迎えてくれます。高取城跡からの眺望では、南は吉野大峰山系、西は大阪湾、大和三山をはじめ奈良盆地一帯が見渡せます。 司馬遼太郎の「街道をゆく」で高取城が取り上げられており、石垣しか残っていないことを、古色を帯びて趣があるとし、また、それが周囲の森林の中に苔むしつつ遺っているさまは、「大げさにいえば最初にアンコール・ワットに入った人の気持ちがすこしわかるような一種の空恐ろしさをも感じる」との描写がされています。
・高取城は、街歩きというより軽いトレッキングといった装備が必要 ・通年24時間利用可能だが、外灯がないため実質夜の入林不可 ・高取町内には宿泊施設がない
高取山風景林
奈良県高市郡高取町高取 高取城
・公共交通機関 大阪駅(JR環状線:約20分)→天王寺駅(徒歩:約3分)→大阪阿部野橋駅(近鉄南大阪線急行:約50分)→壺阪山駅(奈良交通バス:約11分)→壺阪寺前停留所(徒歩:約1時間)→高取山風景林 ・車 壷阪寺から高取城跡までのルートは、道幅が狭いため運転には注意が必要