【2025年版関西・近畿地方の桜】意外と知られていない！？隠された桜名所6選！

実は少し離れたところにはこんな素敵な名所がありました。穴場です。

奈良県の桜と言ったら吉野山の桜。
大阪は5500本の桜が咲く万博記念公園や、夜にライトアップされる大阪城公園の桜や造幣局にある通り抜け通路の桜も有名です。

しかし残念ながら、今回は有名な場所は紹介しません。

それでは関西地方の隠された魅力をみていきましょう！

七川ダム湖畔の桜（しちかわだむ）【和歌山県・東牟婁郡古座川町】

古座川町役場様のご提供写真

「清流王国」の古座川町。
清らかなる水を前に感嘆を上げてしまいます。自然と体がうごきだしてしまう程の清流の中では、誰もが無垢な時間を楽しめる「河童」に変身してしまいます。

毎年春には 「佐多の桜まつり」で、約3000本のソメイヨシノが七川ダム湖畔周辺の約5㎞ で咲きほこります。
開花期に合わせ3月下旬から4月上旬の約10日間にかけて、歌や踊りなどのイベントが開かれて、
空には鯉のぼりが同時に泳ぎ始めます。さらには夜桜もあり朝霞や夜まで愉しむことができます。

静かな町で、日本の桜と文化を同時に堪能できることが話題です。

また、古座川では100年ぶりに発見された新種の「クマノザクラ」も注目です。「熊野古道」のクマノ。

海津大崎の桜（かいづおおさき）【滋賀県・高島市】

琵琶湖八景・遅咲きの桜名所（4月中旬）。今年最後の桜を愉しむのにおすすめ。

朝霧も発生しやすい環境なので、宿泊してから早朝のお花見がおすすめ です。
また、混雑する可能性が高いですので朝が重要です。自然の鑑賞はどこも朝や午前中が大事ですね。

カヤックやカヌーに乗って眺める花見は志向 との噂。

日本の桜名所100選の一つであり、約600本のソメイヨシノで構成されるトンネルで賑わいます。
ほかの名所に比べると本数が少ないように感じます。

たしかに、最近の桜名所は派手な桜並木が目立っていますが、一方でたった1本の桜の木でも際立って有名な名所もあります。
琵琶湖の景色を乱さぬように、維持管理している方々やデザイナー？の方々あってこその桜名所ですね。

著名な画家が筆を止めてしまうほどの絶景は、琵琶湖の景色維持無しには桜名所には成りえなかったかもしれません。

朝からお越しの方でお時間がある方は岐阜県にある日本五大桜の一つ 「根尾谷淡墨桜」 を見にいきたいですね。
車なら2時間程度で到着しますが、途中には筆者注目の 「伊吹山」 が近くにあるので、ドライブウェイを利用するのはいかがでしょうか？
これだけで一日を過ごせてしまいますね。

姫路城桜（ひめじじょう）【兵庫県・姫路市】

毎年約1000本のソメイヨシノとシダレザクラが、姫路城の天守閣や白壁の景色を彩ります。

例年満開は4月上旬あたりで、お花見はできても城内は飲食が禁止なので、ブルーシートを敷いてお茶を愉しむなら、三の丸広場 を利用するのが定番です。

お弁当を買うなら、駅弁や姫路城付近にある「本家かまどや」「福むすび」がおすすめです！！

桜名所100選のひとつで、姫路城自体が近年観光客が増えていることもあるので、混雑する場合があるので時間帯選びが重要ですね。

笠置キャンプ場(木津川畔)の桜【京都府・相楽郡笠置町】

キャンプをしながら花見をできるのはすごくうれしい！

河川敷で日帰り500円・一泊1000円で滞在ができます。
笠置駅からも近く、テントを建ててから周辺のハイキングコースや温泉をまわるのもたのしいです。

笠置山自然公園内で森林浴をしながら花見もいいですね。
石の国を象徴する笠置町の 笠置寺 も見逃せません。山頂にあり、駅からだと4kmのハイキングになりますが、時期によっては雲海を眺めることができます。

天然温泉「笠置いこいの館」からカヌーなどのアクティビティもあり、京都の秘境中の秘境です。

京都はどこも混雑するイメージですがこちらは比較的に人が少ないので、花見だけでなく自然観光もゆっくりと過ごせるのではないのでしょうか。

宇治橋上流の桜【京都府・宇治市】

「宇治川上流の桜」は、宇治橋より上流の両岸と京都府立宇治公園周辺にて眺めることができます が、近年に実施された河川改修の関係で以前までと見え方が少しかわったところがあります。

平等院（世界文化遺産） や 宇治上神社（世界文化遺産）、源氏物語ミュージアム など周辺の観光スポットも外せません。
福寿園 宇治茶工房 では宇治茶づくりや料理も楽しめます！

また、お茶を販売しているお店がたくさんあるので日本の文化が好きな方だけでなく、お茶好きにもたまらない町 となっております！