渓谷を自転車で探索!スリル満点のレールマウンテンバイクとは!?
もくじ ――
大自然の中を自転車で駆け抜ける体験ができる、レールマウンテンをご存じでしょうか?
レールマウンテンはレールの上を走るので、迷うこともなく安全に楽しめるのが特徴です。
今回は家族みんなで楽しめる、レールマウンテンについてご紹介します。
アウトドアやアスレチックが好きな方は、ぜひ参考にしてみてください。
レールマウンテンバイクとは?
廃線後などの線路の上に設置した自転車をこいで、自然の中を散策するのがレールマウンテンバイクです。
2台の自転車で1セットになっているので、家族やカップルで協力しながら楽しめるアクティビティとして人気があります。
2台の自転車の間にお子様用の椅子が取り付けられている3人乗りの自転車が貸し出されている場所もあるので、お子様が小さい場合でも安心してアクティビティを楽しめるでしょう。
電車に乗ってる時に聞こえてくるような「ガッタンゴットン」という音や鳥の鳴き声などを聞きながら、トンネルや渓谷を通過するスリルも味わえるので自然が好きな方にはぴったりのアクティビティです。
冒険心をくすぐられる体験になるので、お子様から大人まで大満足でしょう。
レールマウンテンバイクの魅力とは?
レールマウンテンバイクの魅力は、廃線を利用したコースなどを家族やカップルで一緒に体験できる点です。
普段見ることができないような景色や自転車で通れない場所などを巡るので、特別な体験を共有できます。
一緒に自然を満喫する楽しい体験になるので、家族団らんのよい思い出になるでしょう。
普段のアスレチックとは一味違う体験ができるのも、レールマウンテンバイクの魅力です。
レールマウンテンバイクはGattan GO!!で楽しめる!
岐阜県飛騨市に、旧神岡鉄道の廃線を利用したレールマウンテンバイク「Gattan GO!!」の施設があります。
鉄道の廃線を利用しているので、コースには見どころもたくさんあり、スリルを味わえることも人気の理由です。
この項目では、そのGattan GO!!について詳しくご紹介します。
レールマウンテンバイクを体験してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Gattan GO!!とは?
Gattan GO!!は、マウンテンバイクで旧神岡鉄道の廃線の上を2人1組で運転するレールマウンテンバイクです。
2人乗りと3人~5人乗り(観覧シート)があり、自転車は人力と電動アシストのハイブリット車が利用できます。
また、4人乗りのタンデム車・サイドカー・木製トロッコ・車いすで利用できるおくひだ2号などがあり、オプションで、チャイルドシートやペット用ゲージをつけられるサービスも人気です。
「ガッタンゴットン」という線路の上を走る独特の音を聞き、振動を感じながらのんびり景色を楽しめるアクティビティなので、カップルから家族まで楽しめるでしょう。
観光名所の高山からも比較的近くJR高山駅からバスと利用券がセットになったお得なプランもあるので、ぜひ利用してみてください。
Gattan GO!!の基本情報
・営業時間:9時~17時(水曜日定休日・冬季は積雪のため休止)
・料金:2,700円~(コースや人数によって異なります)
・場所:
〒506-1147 岐阜県飛騨市神岡町東雲1327-2(まちなかコース集合場所)
〒506-1215 岐阜県飛騨市神岡町西漆山(渓谷コース集合場所)
・駐車場:まちなかコース40台無料・渓谷コース16台無料
Gattan GO!!で楽しめる2つのコース
Gattan GO!!には2つのコースがあり、それぞれ違った楽しみが堪能できることが魅力です。
ここでは、その2つのコースの特徴やアクセス方法などを詳しくご紹介します。
2つのコースは集合場所が違いますので、予約の際は必ず集合場所を確認しましょう。
また、どちらのコースも汚れやすいアクティビティなので、白い服や靴などは避けて動きやすい服装を心がけてください。
まちなかコース
まちなかコースは、奥飛騨温泉口駅から出発する往復約6キロのコースです。
所要時間は40分から50分ほどで、車両のラインナップも豊富に選べます。
複数の遊歩道を通り、トンネルを抜けて高架の駅から町並みを見下ろせます。
折り返し地点は旧神岡鉱山前駅なので、旧神岡鉱山に興味がある方にもおすすめです。
レールマウンテン初心者や小さなお子様、体力のないご年配の方がいる場合は、まちなかコースを選ぶとよいでしょう。
まちなかコースのアクセス・予約方法
まちなかコースに参加するには、集合時間の15分前までに奥飛騨温泉口駅にあるレールマウンテンバイクGattan GO!!まで行きましょう。
まちなかコースの集合場所までは、横浜市から車で中央自動車道を使って約4時間50分ほどで到着します。
予約方法は、レールマウンテンバイクGattan GO!!公式HPに記載されている電話番号に電話する、または予約ページから予約することができます。
渓谷コース
渓谷コースは旧漆山駅から出発する往復約6.6キロのコースで、所要時間は40分から55分ほどです。
このコースは2018年に新設された渓谷沿いを楽しむコースで、大きな橋や鉄橋を渡る刺激的な体験が、絶叫コースと呼ばれる人気のコースになっています。
このコースで使用できるレールマウンテンバイクは、2人~3人用の自転車のみになり、未就学児は補助席でも乗車できないので、注意が必要です。
渓谷コースは、大きな橋や鉄橋、トンネルを渡るスリル体験の他に、木々の中を潜り抜けるような体験ができる「木漏れ日サイクリング」や「山あい谷あいのサイクリング」などのスポットがあります。
鉄橋の上を自転車で走る体験は、レールマウンテンバイクでしかできない体験です。
川の流れる音・木々のトンネルの音・レールの音などの様々な音と景色や匂いを感じれば、五感を刺激するよい体験になります。
家族でアドベンチャー体験できるので、忘れられない特別な思い出になるでしょう。
大自然を堪能して絶景を楽しみたい方は、ぜひ渓谷コースにチャレンジしてみてください。
渓谷コースのアクセス・予約方法
渓谷コースの集合場所は旧漆山駅ですが、建物がないのでカーナビに「岐阜県飛騨市神岡町西漆山142」と入力すると近くまでアクセスできます。
渓谷コースの集合場所までは、横浜市から車で中央自動車道を使って約5時間ほどで到着します。
この場所から赤い橋を渡った場所が集合場所になるので、わからない場合は公式HPに記載されている番号に電話して確認するのがよいでしょう。
予約方法は、電話で予約するか公式HPの予約ページから申し込みができます。
申し込む際は、人数や時間などをしっかり決めてから予約しましょう。
おくひだ号について
2006年に廃線になった旧神岡鉄道ですが、車庫に旧車両の「おくひだ号」が保管されています。
まちなかコースの折り返し地点にその車庫があるので、まちなかコースとおくひだ号の見学(ガイド付き)がセットになったプランもあります。
客車内にも立ち入ることができるプランなので、運転席やノスタルジックや客席などを堪能できるので人気です。
また、おくひだ号を運転できるプランもありますが、人気のためすぐに予約が埋まりますのでご予約は早めにしておきましょう。
まとめ:夏休みはぜひGattan GO!!へ!
夏休みはどこに行こうか悩んでいる方は、ぜひ岐阜県にあるGattan GO!!を検討してみてはいかかでしょうか?
岐阜県には自然に囲まれたキャンプ場も多く、キャンプやアウトドア体験をするにはぴったりの場所です。
また、Gattan GO!!がある飛騨市から観光地として有名な高山市まで車で1時間ほどなので、アクティビティも観光も楽しめます。
家族全員が満足できる旅行計画を立てる参考として、ぜひ活用してみてください。