日帰り|北海道7選!温泉浴と森林浴の森100選でハイキングを堪能。
もくじ ――
穴場の温泉ハイキングコースを紹介します。広大な北海道の各地でアクセスがしやすい森林浴スポットがたくさんあります。
最初に紹介する「野幌森林公園」は札幌に住む方なら電車でたったの18分でアクセスできます。疲れ切った身体は「森林公園温泉きよら」の湯で汗を流し、サウナでと整えられます。
ほかにもすこし足を延ばした国立公園の壮大な景色を求める温泉ハイキングコースも紹介します!
野幌森林公園・森林公園温泉きよら
札幌近郊で森林浴をするなら、野幌森林公園を歩いてみるのが一番です。
開拓時代の大自然が札幌駅から30分以内にアクセスができます。
ただの森林ではなく、特別天然記念物にも指定されている日本には珍しき大都市近郊の平地林としてもユニークな存在です。また、冬でもスキーや野鳥観察が盛んです。
特別天然記念物とは
天然記念物よりも学術上の価値が高く特に重要なものとして選ばれたものです。
森林浴後に温泉浴
公園の入り口は東西南北に5箇所あります。
西側の記念塔口あたりから徒歩10分で「森林公園温泉きよら」にアクセスできます。
北海道遺産に選ばれているモール温泉には、サウナと露天風呂もついているので日帰りで都心から癒しを求める人にはもってこいの場所です。
豊平峡ダム・定山渓温泉
札幌から豊平峡行きのバス80分でアクセスが可能な水源オアシス。
豊平峡ダム周辺の軽いハイキングのあとは、豊平峡温泉名物のインドカレーを平らげて道内最大級の温泉で汗を洗い流しましょう。
注目はダムの渓谷下流にある「大爺淵」の景観です。支笏洞爺国立公園の壮大な自然を目に多くのハイカーが足を運びます。また、リフトカーもあるので、車椅子やベビー利用の方でも簡単に展望を楽しめますので家族連れの層でも気軽に国立公園の渓谷美を堪能できます。
札幌の奥座敷と呼ばれる近年話題の定山渓温泉巡りもついでに楽しみましょう。周るスポットが尽きないので情報集めにビジターセンターはかかせません。
恵庭岳支笏湖・丸駒温泉
札幌駅と新千歳空港から支笏湖行きのバスが出ており、丸駒温泉から支笏湖の送迎があります。
支笏洞爺国立公園の支笏湖を満喫し、最後に日帰りサウナでとどめをさす温泉ハイキング。本格的なハイキングをする方向きのコースです。
札幌駅からバスが出ていますが、本数が少ないので「丸駒温泉」での1泊の余裕がほしいところです。丸駒温泉のリニューアルされたサウナは支笏湖の水を利用しているため水温が1ケタ。セルフリロウリューもたのしみのひとつであります。
時間があれば支笏湖遊覧船も利用したいですね。
モデルコース
札幌駅から北海道中央バス支笏湖畔行きにのって恵庭岳登山口下車します。登山はバス停から100mほど離れた沢からはじまり、しばらく沢に沿って歩くと「登山」の標識が見えてくるので左側の斜面を登っていく。
やがて松林がひらけていき、二股に出る。木の枝に赤い布の目印がある左側の道が登山道となっております。しばらくジグザクの道を進んでいけば、格好の休憩場所となっているエゾマツの大きな倒木が見えてきます。そこからしばらく登っていくと見晴らし台へたどり着きます。山頂へはクサリの梯子とロープを使用しますので気を付けてすすみましょう。山頂へ着くと360度の眺望を独り占めできます。
登山口へ戻ってからは丸駒温泉までバスがないため、歩きで1時間の所要時間が必要です。
札幌駅→バス1時間→恵庭岳登山口→徒歩35分→赤布の目印→徒歩1時間→エゾマツの倒木→徒歩1時間30分→見晴らし台→徒歩40分→クサリ場→徒歩30分→山頂→徒歩2時間40分→恵庭岳登山口→徒歩1時間→丸駒温泉→遊覧船35分→支笏湖畔浅橋→バス1時間20分→札幌駅
函館山・谷地頭温泉
函館旅行をするのであれば、函館山の眺望は欠かせません。「世界三大夜景」を求めに多くの観光客が足を運びます。
ケーブルカーでも簡単に展望台までいけるので幅広い層が函館のシンボルを目にすることができます。
ケーブルカーを利用せず1時間半で森林浴を楽しめる散策コースもあります。古くから親しまれている函館山を代表する旧登山道コースを利用したい。初級者向けでなだらかな傾斜となっており野鳥観察のメッカともなっております。
函館で温泉浴を堪能
谷地頭温泉は函館山を下って近くにあり、なおかつバス停や谷地頭駅の隣にあるため函館に宿泊するならここの温泉を利用したい。
サウナと外気浴で観光で疲れ切った身体を整わせにいきたい。
層雲峡温泉/銀河の滝・流星の滝
神奈川県とほぼ同じ大きさの大雪山国立公園。
旭川方面から来るのがメインの観光スポットです。上川駅からバスでたったの35分でアクセスできます。
層雲峡の中間拠点となる大温泉郷巡りや、豪壮な渓谷美を展開する層雲峡から黒岳の絶景を臨む森林浴を堪能。もちろんロープウェイもあるため、家族連れでも気軽に満喫ができます。
7~8月は黒岳の花畑が美しく、冬は雪質の良いスキーのメッカへと変わります。
北海道3大まつり
層雲峡温泉では毎年7月24日と25日に峡谷火まつりが行われます。現代風のアイヌ祭りとして、大温泉郷を賑わせます。
モデルコース
層雲峡温泉を拠点に滝か渓谷美の二つを周ります。
先に、滝を行くならば、層雲峡温泉をスタートし最初に流星の滝、不老岩をはさんで銀河の滝が見えてきます。これを過ぎた先に遊仙台、雲井の滝、天城岩、天柱峰へと続き、やがて姫岩へと進む。やがて峡谷が狭くなってくると天に突き抜ける柱状節理の断崖が迫ってきます。層雲峡のハイライト「小函」「大函」の絶壁を最後に往路で層雲峡温泉のロープウェイまで戻ってきます。
先にこのロープウェイを利用して黒岳観光を始める行程でも問題ありません。5合目の展望台まできたら国立公園の壮大な絶景を目にしましょう。
さらに、より森林浴を楽しみたい方は、黒岳5合目からリフトで7合目まで登り、そこから山頂までのハイキングを始められます。
コース
上川駅→バス35分→層雲峡温泉(バスターミナル)→徒歩30分→流星の滝・銀河の滝→徒歩25分→小函→徒歩30分→大函→バス20分または徒歩1時間25分→層雲峡温泉→ロープウェイ7分→黒岳
網走自然休養林
網走自然休養林は、網走にいるなら絶対に行きたい能取半島ドライブコース。森林浴の森100選の一つであり、北にオホーツク海、西側に網走湖、能取湖と2つの湖がひかえています。
休養林の中の遊歩道は未整備のため、車で網走公園線を一周して水辺の風景の中に、森の息吹を感じていきたい。自然休養林から少し南にいけば「森の巨人たち100選」に選ばれている巨樹の「美岬ヤチダモ」を見られます。遊歩道が整備されているので身体を動かしたくなったら立ち寄ってみるのもおすすめです。
利尻島自然休養林・利尻富士温泉
鴛泊港からアクセス良好。温泉は徒歩10分。登山口は
利尻礼文サロベツ国立公園と北海道の北部にある島へ来たら、森林浴好きはこのコースを守っていただきたい。
利尻島自然休養林は日本百名山の利尻山を目指すこともできるが、登山初級者でもコースがあるのでぜひ確認していただきたい。
森林浴の森100選を愉しんだら温泉
最後には利尻富士温泉のサウナと外気浴で疲れを落としたいですね。名湯の露天風呂は熱すぎないため長い間ゆっくりとできます。
利尻富士温泉は鴛泊コースの登山口から徒歩20分でアクセスできます。 また登山口には「利尻北麓野営場」というキャンプ場があるので、この一帯で利尻を満喫するのもおすすめですね。