王子が岳で絶景ハイキング。ボルダリングやパラグライダーなど様々なアクティビティも楽しめます!
もくじ ――
日本の渚百選のひとつ岡山県の「渋川海岸」に隣接する、王子が岳一帯をご紹介します。
ハイキング・パラグライダー・ボルダリングといったアクティビティをしながら瀬戸大橋や四国の山々、瀬戸内海国立公園のパノラマを望めます。さらに、海岸では一年を通じてヨット、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しめます。
キャンプ場や無料駐車場、展望台もありますので、楽しみ方は多彩です。
王子が岳は「初日の出」スポット・春のハイキング も有名で、頂上まで遊歩道が整備されているため、はじめての方でもたのしめます。「にこにこ岩」「おじさん岩」「ひつじ岩」といった変わった形の岩や、巨岩と奇岩で形成される景勝地を目に焼き付けたいですね。
マップを確認
アクセス:カーナビなら渋川海岸を設定。
渋川海岸から 王子が岳パークセンターへの無料送迎もあります。
全国的に有名なパラグライダー
王子が丘一帯はアクティビティの宝庫といっても過言ではありません。お土産に、瀬戸内海国立公園を背景にした巨岩奇岩の景観を目に焼き付けましょう。
全国的に有名な パラグライダーは、ここへ来たら必ずやりたい!
※フリーフライト(一人)での場合は、ライセンスや保険加入が必要となりますので、
初めての方は、ライセンスを持った人との二人乗り体験 がおすすめです。
一人で飛びたい方用に、スクールもやっていますが30~50回の教習が必要 です。
夕陽は王子が岳から眺めましたが、黄金に輝く瀬戸内海国立公園の絶景に圧巻でした。
サンセット時にパラグライダーをしたら、昼とは違った景色を楽しめること間違いなしです。次回は時期や時間を変えて、自然の色の変化を感じてみたいとおもいます。 春には、サクラやツツジ が1年の始まりを感じさせてくれるとおもいます。
【だれでも楽しめる森林浴】王子が岳をのぼってみよう!
奇岩巨岩の先にみえる白浜は、渋川海岸です。
斜面は緩やかで、複数ある入り口から30~40分で登頂できるので誰でも簡単に登れます。「ツツジ」と「サクラ」の咲き誇る春の時期にハイキングコースに訪れると、最高な森林浴ができるでしょう。
また瀬戸内海を眺望できるあたりから右側の岩の壁に、穴場の仏画(壁画)があるので探しみてるといいかもしれません。(詳しくは【豆知識】↓↓を参照)
【豆知識】王子が岳の名前の由来など
皇子が丘の名前の由来はかつて、朝鮮半島にあった 百済 (くだら・ひゃくさい)という国の女王が産んだ8人の王子がいたという説が有力です。
そこから、仏画との関係性を考察してみました 。まず、百済という国は中国の文化の影響が大きく、仏教色も強い国でした。日本との交易があり、日本で仏教の普及をおこなっていた可能性があります。
もしかしたら仏画を描いたのは百済に関係のある人々が描いたのではないか、という考えがあります。少なくとも、仏画を描くということは仏教に関わる人々がこの地にいたという証明になります。また、王子が岳の奇岩や巨岩は花崗岩である ということを踏まえると可能性は極めて高いと思います。(下を参照)
7世紀では飛鳥の酒船石遺跡の亀形石を始めとする 花崗岩製の石造物が百済と密接な関わりを持つ と考えられる。これらの石造物は造形が百済の益山で発見された石造物と非常に類似しており、また当時の倭国において花崗岩製の石造物は極めて珍しいものであったことから、百済系工人によってこれらの石造物が造られた可能性がある。(出典:Wikipedia)
しかし、壁にどのようにして描きあげたのかが未だに不明 です。仏様はただただこの絶景を眺めているだけで振り向いてくれません。
【日本のボルダリングの聖地・原点】王子が岳といったら「ニコニコ岩」
王子が岳には ボルダリングエリア があり、ハイキングと共に挑戦してみるのはいかがですか?
ボルダリングだけではなく、クライミングフェス があったりとイベントも満載です。自然によって形成されるこのアミューズメントパークの景色から歴史をお楽しみください。
周辺スポットも注目!!
近郊に「おもちゃ王国」や「渋川動物公園」、「渋川マリン水族館」がありますので、幅広い年齢層の方が満喫できますね!