『これで十分』高尾山|都内から最速47分。おすすめ初級モデルコースを徹底解説
もくじ ――
最寄りの駅からケーブルカー・リフト乗り場まで徒歩5分。それぞれ、片道6分と12分で中原の駅まで行けます。高尾山駅周辺にはビアマウントやさる園・野草園、売店、展望台があります。
今回は メインルートの1号路から頂上へ 向かいます!
帰りは中央線の高尾駅・京王線の高尾山口駅と高尾山中腹にある高尾山駅を勘違いして大変な目にあいました。安易にGoogleマップで高尾山駅を検索しないようにしましょう。一生登山することになります。
高尾駅から1号路(メインルート)入口まで -5分-
京王高尾山口駅改札をでたらすぐ右へ進んでいきます。都心から来た方は、すでに空気の違いや改札前の川の景色を楽しんでいるでしょう。
清滝駅前広場の前にはお店や喫茶店が並び、情緒溢れる場所となっております。
中腹の高尾山駅へ繋がる清滝駅です。 ここを正面にして右へ進んでいくと、1号路 の始まりです!
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1号路・メインルート【清滝駅~高尾山駅間】-50分-
ケーブルカーを使えば、5分程度で高尾山駅までいけるのですが、1号路は 舗装されている ので比較的登りやすいです。ランニングしている方なども見かけます。
☆金毘羅大【ケーブルカー・リフトを使ったら観られない!素敵な夜景】
1号路を25分あたり登り進むと金毘羅台があります。
夜景も見どころなので、夜間のケーブルカーやリフトが使えない時にはアクセスしやすくていいですね。ただし、電灯がないので 懐中電灯が必要となります。
高尾山駅周辺に有名な「たこ杉」がありますが、途中個人的にタコに似た木を見つけました。
高尾山駅・山上駅~薬王院 -20分-
ビアマウント【登山せずに標高約500mで宴会を楽しむ!】
ケーブルカー・リフトを使えば 展望や屋台 だけでなく、ビールを楽しむこともできます!6~10月の期間限定 ですが、最大120分の バイキング&飲み放題。 毎日 13:00~21:00に営業 しております。
・https://takaosan-beermount.com/(高尾山ビアマウント公式サイト)
公式サイトから予約やお問い合わせができます。
さる園・野草園
高尾山駅をでたら、見どころが満載。入園料は 大人(中学生以上)430円・小児(3歳以上)210円 で楽しめます。
たこ杉
参道で邪魔だった根が曲がって、タコみたいに曲がったという逸話があります。いまでは開運の杉として祀られています。
浄心門・男坂・女坂
この浄心門を抜けると、左が男坂・右が女坂 に別れます。男坂は108段の階段で、女坂は緩やかな坂となっております。合流地点に 「ごまどころ 権現茶屋」 があって、その先に 薬王院 があります。
仏舎利塔(男坂)
男坂の 百八段階段 を上ってすぐ右の、「苦抜け門」 をくぐっていくと、 仏舎利塔 へたどり着きます。このルートからでも女坂との合流地点へ行けます。異国の様式をもつ白い塔が仏舎利塔で、タイ国王室より奉安されました。
・仏舎利塔とは、お釈迦様の遺骨を納めた仏塔です。
薬王院
男坂と女坂の合流地点から少し進むと、 薬王院の山門 が見えてきます。ここで、身を清めるためにお寺と神社の参拝方法の違いを確認しておきましょう。
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天狗の登場!睨まれると厄除けされます。顔、恐いけれども。
仁王門(におうもん)
仁王(二王・におう)とは、口を開いた 阿形(あぎょう)像 と、口を結んだ 吽形(うんぎょう)像 のふたつを指しています。
ここから 御本堂 にはいっていき、左の階段をのぼっていくと御本社につきます。
御本社
飯縄権現(いづなだいごんげん) を祀っています。天狗が飯縄大権現の一族(従者)とされるため、たくさんの天狗を観ることができます。そのため、山岳信仰として祀られる高尾山は修験道の山で、パワースポットとしても人気なのです。
薬王院の天狗に睨まれる!?
高尾山の天狗は、飯縄信仰と共に天狗信仰の霊山としても知られ、飯縄大権現様の眷属(随身)とし、開運や魔除けなど多くのご利益をもたらす役割をもっています。古来より多くの伝説や信仰の対象として、時に親しみを、時に恐れをもって崇められています。 天狗に睨まれると 、魔除けができると言われております。 高尾山駅から比較的平坦な道を 20分進むとアクセスできるので足を運んでみましょう。
1号路・メインルート【薬王院~高尾山】 -30分-
本社を抜け、長い階段を越えてスタートです!起伏の多い道が続きますが、距離も短いのでケーブルカーを使ってきた方でも簡単に上ることができます。
高尾山頂上(トイレ・売店)
売店があり、ベンチもたくさんあるのでゆっくりするにはうってつけです。休日は人がたくさんいるみたいなので、平日がおすすめですね。
私は景色を楽しみながら、横になって読書をしておりました。すごく落ち着くところです。運がよければ可愛い猫ちゃんが近寄ってきます。
下山(6号路)頂上~清滝駅 -60分-
帰りは来た道を使わずに川沿いの6号路を使いました。6号路は「水のコース」 と呼ばれており、マイナスイオンを浴びられる、夏でも涼しいコースです。
びわ滝 【絶望の2時間の始まり】
中には入れませんが、水の音を楽しめ、夜には点灯されて神聖な雰囲気が漂っています。
ここで注意が必要なのが、 びわ滝の看板に高尾山駅行の看板があります。 ここを進んでしまうと、京王高尾山口駅ではなく、ケーブルを上っていった先にある中腹へ行ってしまいます。つまり、戻っていってしまうことになるので、6号路の道をそのまま進んで 清滝駅へ向かってください。
ちなみに私は、ここで高尾山駅へむかってしまいました。。。その時に取れた夜景をこっそりと載せておきます。
なぜか達成感と同時に、絶望を味わっておりました。夜の9時でした。
もちろんそのまま、1号路を使って清滝駅へ行きました。電灯がなかったので、懐中電灯が必要でした。
帰着
夜は静かで、昼とはまた違った雰囲気を漂わせております。喫茶店やお土産屋は閉まっていますが、電車は夜遅くも動いているので安心です。仏教でいうなら、「苦行」を乗り越えたという感じでしょうか。
混雑しないコースもあります
人の少ない森林浴を楽しむのであれば、
稲荷山コースがおすすめ!
ケーブルカーとリフトのある清滝駅を正面に、
右側がメインルート(1号路)で左側に稲荷山コース入口があります。
最初から舗装された登山道のようで、リアルな登山導入にもなります。途中木道があって歩きやすく爽快なハイキングができます。
筆者は1時間に登頂できました!帰り道はメインルート(1号路)をつかってゆっくり観光もできます。
まとめ
京王線を使えば都心から乗り換え無しでアクセスできるため、観光客が多く人気のある高尾山。一方で少し離れた 中央線高尾駅は関東の駅百選の一つ でもあるので、ここをスタート地点にするのもいいですね。楽しみ方は人それぞれです!