世界遺産は観光地ではありません!「自然と共存」ユネスコエコパークとの違いは?
もくじ ――
ユネスコエコパークへ行く前に
ユネスコエコパークは「生物圏保存地域」であるため、普段の自然鑑賞ではみられない動物・植物に遭遇 できます。
希少な動物が多いからこそ、生物圏保護を念頭に置きながら自然鑑賞をしたいです。
ユネスコエコパークとはなにか
軽くおさらいすると、
ユネスコエコパークは、「自然保護と地域の人々の生活とが両立した持続的な発展を目的としています。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークとしても、人と自然が共生する活動 を行っております。
それでも、世界遺産との違いがあいまいではないですか?
世界自然遺産との違いは?
ユネスコエオコパークに対し、世界自然遺産は、
「顕著な普遍的価値」を有すると認められた文化や自然を意味し、
「人類共通の財産として保護し、後世に伝えていく」ことを目的 としております。
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観光地としての誤解
しかし近年では「世界遺産=観光地」という誤解が生まれ、一般観光客のマナー悪化や生態系のバランスが崩れる等の問題が起きている現状があります。
本来であれば遺跡や自然を保護しなければならないものですが、一般的に観光振興のように扱われてしまっております。
世界自然遺産の登録条件
「自然美」「地形・地質」「生態系」「生物多様性」 のうち、
どれか一つが認められれば登録が可能となる。
地域振興に躍起となって登録成功しても、結局これらを崩壊させてしまう可能性があります。
自然と人々ためのユネスコエコパークへ
地域の知名度をあげることに躍起になってしまって、自然の保護を蔑ろにはできません。
SDGsにも関心をよせている我々としては、持続可能性を内包するユネスコエコパークと密接にかかわりがあるとおもっております。
自然と人間は同等のものです。友だちにゴミを投げ捨てるなんてことはしないとはずです。
またユネスコパークだけではなく、どんな場所でも自然との共存・発展を念頭に置きながら自然鑑賞を行なっていくことも大切ですね。